これからのビジネスで外せない…【生涯資産を生みだす方程式】No.1180
これからのビジネスで外せない…
「ビジネスの最終形はコミュニティ」
昨日、お伝えしたフレーズが
今だにアタマの中に漂っています。
例えば旅に出る時に、
ゴールが決まっていなかったとしたら
もしかすると、それは旅ではなく、
放浪になってしまうかもしれません。
百歩譲って、旅ならそれでも良い
かもしれませんが、やはりビジネスは
そういうわけには行かないでしょう。
なぜなら、
「なんのために」
「誰のために」
がなければ、目先の利益しか
ビジネスをやる動機がなくなるからです。
3.11以前は、夢(=個人の願望)だけで
ビジネスを始めても、ある程度は共感を
得ることが出来た気がします。
しかしあれから4年を経て、
夢+公=志
つまり、私心を超えたものでないと、
なかなか共感が集まりにくい気がします。
また、以前は、
カ ネ
/ \
モ ノ ー ヒ ト
というトライアングルだったのが、
ヒ ト
/ \
カ ネ ー モ ノ
という優先順位に変わったようにも
感じることが多いです。
これは
「時代の空気を読む」
ことを意識すると、分かると思います。
マーケティングの世界には
「ライフサイクル理論」
と呼ばれるものがあります。
人間の就労寿命、
つまり就職から退職までの期間が
30年前後であるように、
ビジネスモデルの寿命も
30年前後である、と云われています。
つまり、若い時は誰もが
「時代の空気を読む」
ことを意識しなくとも出来ていても
年令を重ねることによって、
意識しないとそれが出来なくなります。
それを裏付けるのは、
創業200年以上の老舗企業の8割が
現在は創業当初とはまったく違った
事業をしている、というデータです。
まあ、200年はちょっとオーバーですが
もしビジネスを始めて、出来るだけ長く
続けていくことを考えるのならば、
・夢+公=志のレベルで世界観を作る
・時代の空気を読み、変化を恐れない
ことは、必須だということです。
昔から、
「攻撃は最大の防御」
という言葉がありますが、
ビジネスにおいては、
「変化は最大の防御」
となるのかも知れません。
ここまで書いていて、
ふと、誰かの言葉を思い出しました。
「ビジネスは、
上手く行かないように出来ている。
しかし上手く行き過ぎることがある。」
この言葉はアタマの隅に留めておく
価値が有るかもしれません。
==== 今日の質問 ======
「時代の空気」で思い出すことは?
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