人生を変える「感情の選択」【生涯資産を生みだす方程式】No.1142
人生を変える「感情の選択」
おはようございます^^
先日は細田守監督の
「サマーウォーズ」
という映画について書きました。
その映画の主題歌を
唄っているのが、山下達郎さん。
山下達郎さんといえば、
そんなに音楽に関心のない人でも
知らない人は少ないだろうと思われる
日本のロック界の重鎮のひとりです。
個人的に、最もリスペクトしている
音楽家であり、この数年はライブにも
欠かさず通っています。
達郎さんのライブはいつも3時間。
他のメンバーは、楽曲によって休憩が
あるのですが、達郎さんは出ずっぱり。
休むことなく、
ずっと唄い、演奏しつづけます。
60歳を過ぎた人なら、
数曲ギターを弾く、あるいは唄うだけ
だったとしても、かなりの体力を必要
とするはずです。
しかし超一流は、何ごともなく
高いクオリティでステージを続けます。
その影には、間違いなく
体力を維持するための運動習慣がある
はずです。
そこを見せない、感じさせないのが
超一流の一流たる理由のひとつですね。
さて、今日は
「メンタル・マネジメント」
について考えてみようと思います。
なぜなら、あなたが自分で
ビジネスを始めたとしたなら、
従業員だけをしている時と同じ
「メンタル・マネジメント」
ではやっていけないからです。
昨日、ご紹介した
浜口隆則さんのベストセラーに
「戦わない経営」
というご著書があります。
その中に、
「雪が降っても自分の責任」
という一節があります。
「雪が降っても自分の責任?」
と思われた方もおられるかも
しれませんね。
確かに一般的には
気候をコントローする主段はない
のですから、雪が降ることに責任は
持てないよ、という意見はあると
思います。
しかし、浜口さんは
「経営者は、言い訳してはいけない」
という意味合いで、この一節を
紹介しています。
浜口さんは長野県で起業されたので、
冬に雪が降ることは避けられません。
ということは、
「冬は人の動きが鈍いから売れない」
というのは、言い訳になるわけです。
雪は誰にも平等に降りますから、
事前にその対処を考るのが経営者。
それが経営者の
「メンタル・マネジメント」
あるいは、
「マインド・セット」
と呼ばれるものです。
そもそも人間とは、
「感情」で行動を起こします。
だから販売心理学とか、
購買心理学という、ビジネスに関する
心理学が存在している訳です。
そこでビジネスで成功したいと
考えているあなたに、知っておいて
欲しいことをお伝えします。
人の心と行動ののメカニズムは
1)出来事
2)感情
3)行動
の順番で成り立っています。
では、この3つの中で
自分でコントロール出来るのは
どれでしょうか?
1)出来事は、必ずしも
自分でコントロール出来ないですね。
じゃあ2)感情のは?
3)行動はどうでしょうか?
例えば人間が
犯罪を犯す時の心理状態は、
この3つのコントロールを失った
時だと思われいます。
出来事に対して
感情が爆発して行動を起こす。
この時の行動は、
感情に対する単なる反応です。
そこには理性や思慮という
人としてのコントロールはない状態。
だから結果として
人を傷つけたり、という犯罪になる
わけです。
ということは、
1)出来事
は選べないけれども、
2)感情
は選べる、というわけです。
そもそも「出来事」と「感情」には
絶対的な関係はありません。
その証拠に、
あなたの怒りの対象は
すべての人の怒りの対象ではない。
ということが挙げられます。
ある出来事に対して、
「怒る人」もいれば、
「笑う人」もいる。
そういうものです。
ではあなたは、感情の主になるのか、
それとも感情の奴隷になるのか。
これは、自分の意図と訓練で
どうにでも出来ることなのです。
そしてもしマネジメントする立場に
なるのであれば、これは
「メンタル・マネジメント」
の必須項目のひとつになります。
ぜひ今日から、
「出来事に対する感情を選ぶ」
ということを意識してみて下さい。
これは確実に人生が変わります。
==== 今日の質問 ======
コントロールしたい感情は何?
=================