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伊勢市をマーケティング的に観る【生涯資産を生みだす方程式】No.1090

 
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小規模ビジネス専門の相談屋さんです。ジャンルを問わず、起業希望の個人や中小企業経営者のご相談に乗らせていただいています。 中小企業庁登録専門家、新潟商工会議所登録専門家です。

伊勢市をマーケティング的に観る

伊勢に通い始めて9年目。

今回はちょうど

「2016年伊勢志摩サミット」

が開催されることが
決定したタイミングでした。


近い将来の日本を見据え、
観光立国としてのビジョンを持って
いる自分としては、

今回のサミットの開催は、
伊勢市にとっても国際観光化の
またとないチャンスだと思います。

その視点から見た時に、
まず伊勢神宮周辺に不足していると
思われるものが2つ。

ひとつは

「外国語表記」

もうひとつは

「公衆無線LAN」

です。


今まで、特に一昨年の遷宮で
延べで年間1200万人の参拝者を
数えた伊勢神宮としては、

日本人観光客をさばくだけで
手一杯、ということだったのかも
しれません。

しかし、これから先を考えると
外国人観光客を視野に入れた
まちづくりが必要です。

せめて英語表記を増やす。

公衆無線LANは無料で
当たり前に使えるようにする。

今はこれが世界の観光地の
スタンダードです。


そして付け加えると、
2つのビジネスチャンスがある
と思いました。


ひとつは

「宿泊施設の不足」

です。


志摩まで行けば、
観光客向けのホテルもそれなりに
充実しているようですが、
伊勢神宮周辺はまったく不足して
いるそうです。

その半面、
アパートや借家はかなり安い。


感の良い読者なら
もうお気づきと思いますが、
Air bnbを展開するには絶好の
立地のひとつだと思います。


もうひとつは

「飲食店の不足」

です。


宿が少ないからなのか、
飲食店も不足を感じる業種です。

特に門前町の常なのか、
欲がない気がします。

早くても朝10時開店。
夜は早いと17時、遅くても20時が
閉店時間です。

そして正直、クオリティも
まだまだ向上の余地があります。


食で鳴らした新潟県民に
言わせていただければ、新潟の
外食クオリティで参入すれば、

あっという間に既存店を
席巻できる自信があります(^_^;)


まあ、地元の方には
余計なお世話なんだと思いますが

マーケティング視点で
いろんな街を見てみるということも
ひとつのトレーニングです。


旅の楽しみ方の
新たなバリエーションとしても
よいのではないでしょうか。


機会があったら
ぜひ視点を鍛えてみて下さい。


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