付加価値を高め、競合を避ける【生涯資産を生みだす方程式】No.1003
付加価値を高め、競合を避ける
昨日の午前中、ある友人のお祝いに
行ってきました。
それはネイルサロンの開店1周年の
お祝いで、そのオーナーが友人と
いうわけです。
そのオーナーの女性は、
最初に共通の友人がキッカケで、
県外からお嫁さんに来て、
友人知人がいないところから、
ネイルの腕ひとつでなんとかしたい
ということで相談に来られました。
幸いにして、スキルが高く、
東京でサロンに勤務していた時には
芸能人の顧客も複数あり、
常に予約が3ヶ月待ちだったり、と
話題には事欠かない人だったので、
友人の美容室に紹介出来ました。
今は美容室も、頭の関係だけでは
客単価が上げられないので、
彼女のことを喜んで迎えてくれて
そこから個人でサロンを持つまで
時間は掛かりませんでした。
これ自体が
「ジョイント・ベンチャー」
の成功例として、よくお話して
いる事例のひとつです。
2つ以上の商材、サービスを
組み合わせることで、価値を高める。
最もリスクが小さく、成功しやすい
と云われているビジネスモデルです。
そして早いものであれからもう1年。
その彼女のサロンでは、
異業種の友人たちに協力してもらい
イベントをやっていました。
アクセサリーの制作など、
いくつかのコーナーがあったのですが、
ひとつ、面白い事例があったので
それをご紹介しようと思います。
それは、
「ハンドマッサージと手相占い」
の組み合わせです。
これは1人の人が2つの施術を
同時に行う、という点が珍しく、
ある意味、合理的でした。
どちらも女性が好きなものであり、
それを組み合わせたところが、
面白いと思いました。
ただ、弱点があるとすれば、
リピートがどのくらい起こるのか、
という点ですね。
あくまでフロントエンドとして、
もの珍しさで、知ってもらい、
占いでリピートしてもらうことは
可能かも知れません。
ただ、ハンドマッサージだけでは
どのくらいリピートになるのかは
ちょっと疑問でしたが…(^_^;)
このように、
「ジョイント・ベンチャー」
も複数の人で行うパターンと、
ひとりの人が、複数のスキルを
組み合わせて行うパターンが
あると思います。
それによって、付加価値を高め、
差別化して競合を避ける。
これからの「ひとりビジネス」は
こういう発想が欠かせないと
思います。
あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。