すべてをひとりでやろうとしない【生涯資産を生みだす方程式】No.1004
すべてをひとりでやろうとしない
さて、1000回突破をきっかけに、
ビジネスとマーケティングの話題に
原点回帰しています。
昨日の朝は、東京でヒーリング関係
のアーティストとして活動している
2人の方と、Skypeミーティング
させていただきました。
現状と、これからどうしていきたいのか、
をヒアリングして、
そこから課題を明確にしていき、
どんなことが出来て、どんなことに
助けが必要なのかを洗い出していく
流れになりました。
その中で、まず一番大切なことは、
「何を誰にどう提供するのか」
を明確にすることです。
アーティストを含めて、
モノづくり系の人に多のは
「良いものをやっていれば売れる」
という勘違いです。
そもそもどんな良いものを
提供できたとしても、それが誰にも
知られていなければ、買うことが
出来ない、という事実に気づいて
すらいない人もいます(^_^;)
そして今は、モノやサービスが
人類史上最高に溢れかえっている
時代なのです。
その中から、自分の提供するモノを
必要な人に発見してもらうには
それ相当の工夫をしてアタリマエ、
ということです。
ましてや、ビジネスをキックオフ
する時は資金に限りがあります。
なので、事前によく競合を調べ、
商品の名前を考え、キャッチコピー
を工夫して、いかに検索されやすい
ようにするか、などは基本的な
準備となります。
そして、どのような媒体を使って
発信するのか、が重要です。
そして最も重要なことは、
「すべてを自分でやらない」
ということです。
これは特にアーティストを含めた
コンテンツ制作系の人に共通する
のですが、
「苦手なことは人に頼む」
のが最善で最速で、対費用効果も
ベストになります。
実例としては、
「覚悟の磨き方」
というベストセラーを26万部以上の
ロングセラーにしている池田貴将さん
が典型的ですが、
彼も活動開始当初は、セミナーの
企画運営、集客、果てはチケットの
制作、販売まですべてひとりで
やっていたそうです。
そうすると、結局、開催前日まで
雑務に追われて、コンテンツに
集中できない、という本末転倒が
起こります。
彼が偉かったのは、早い時期に
マネジメントをしてくれる人と
マーケティングをしてくれる人を
お願いして、自分はコンテンツの
制作に専念したことです。
「利益が1/3になっても自分の
得意分野に専念した方がいいと
思った」
と、ある時池田さんは話して
くれましたが、まさにその通りだと
思います。
「誰に何をどう提供するのか」
これをひとりですべて適切に行う
ことは非常に難しいのです。
なので、誰が協力してくれるか、
は非常に重要な要素になります。
もしわたくしでよければ、
このメルマガの読者さんならば
優先的にご相談に乗りますので、
いつでも連絡を下さいね!
ともかく
「良いものを世界に広めるのは
ひとりでやる仕事ではない」
ということだけは、理解して下さい。