「影響力の武器」から学ぶこと5【生涯資産を生みだす方程式】No.1030
「影響力の武器」から学ぶこと5
さて、マーケティング業界では
伝説的な名著、
「影響力の武器」
なぜ、人は動かされるのか?
ロバート・B・チャルディーニ 著
http://goo.gl/xOy1Bk
の内容について、触れています。
今日は5日目です。
昨日は、
「権威」
ということで、
人は、何らかの理由で相手に
「権威がある」
と判断すると、その人に従いやすくなる、
というお話でした。
昨日も権威の象徴のひとつとして、
警官になりすました強盗事件のことを
紹介しましたが、やはり権威の象徴と
しての
「制服」
の力は相当なものがあるようです。
講師業をしている知人がいるのですが、
その人によれば、
「スーツ」
と
「白衣」
だと、圧倒的に白衣の方が、受講生が
集中すると感じる、
と言っていました。
人間、正直なものですね。
さて、5つめ、今日のキーワードは
「好意」
です。
アタリマエのことではありますが、
友人、家族、恋人など、好意を持っている
人のことは信じられやすい傾向があります。
しかし、実際問題、その人を好きなのと、
事実が何なのかはまったく関係ありません。
ところが人間は、
「好き」と「事実」
の2つを結びつけてしまいがちですね。
他に好意を持つ要素としては、
接触頻度が高い(ザイオンス効果)
美しい、頭が良い、など優れた特徴がある
自分との共通点が多い
などが代表的です。
こうして、解析していくと、
思い当たることがたくさん記憶から蘇る
人も居られるのではないでしょうか。