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世にも不思議な◯◯◯の話【生涯資産を生みだす方程式】No.1102

 
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小規模ビジネス専門の相談屋さんです。ジャンルを問わず、起業希望の個人や中小企業経営者のご相談に乗らせていただいています。 中小企業庁登録専門家、新潟商工会議所登録専門家です。

世にも不思議な◯◯◯の話


現在、日本には、
約4万種の職業があると聞いたことが
あります。

なので、当然ながら
見たことも聞いたこともない職業に
出会っても不思議はありません。


いつもお世話になっている
ミリオン・セラー作家の佐藤伝さんに
昨年、その「見たことのない職業」を
されている方を紹介されました。

その職業とは

「助成金専門コンサルタント」

という職業です。


その方は20歳から
10年以上に渡り、国会議員秘書を
されていた関係で、国が設定している
助成金を、誰がどうしたら貰えるのかを
ノウハウとして提供しています。

現在も、助成金は約2,500種類もある
そうなのですが、そんなことは一般には
ほとんど知られていないと思います。

もちろんわたくしも初耳でした。


Sさんは主に厚生労働省が
出している、雇用保険を財源とした
助成金の情報をコンサルティングして
いるのですが、その95%は上場企業に
よって申請、取得されているそうです。

なぜなら、大手企業は
助成金を取るための専門部署と人材を
抱えているからなのです。


ところがより資金のニーズが高い
中小零細企業には、そのノウハウも
なければ、もちろん専門部署も人材も
ありません。

そこがSさんの仕事の場であり、
存在価値を示すところなのです。


彼は中小零細企業では出来ない
助成金を申請するのに必要な手続きを
する専門の事務センターを所有し、
代行しています。

その手数料がSさんの収入源に
なっているのです。


実は、今、アベノミクスの一環で、
雇用を生むだけでなく、

現在、雇用されている人たちが
安定して職業に着けるようにという
目的で、さまざまな助成金が出ています。

中には、ひとりでも従業員を雇い、
雇用保険を払っていれば対象になり、
(もちろん他にも条件はありますが)
最高250万円が支給されるという、
にわかに信じられないものまで
存在しているのです。


わたくしも人に会うのが仕事、
みたいなところがありますので、
経営者の友人知人も少なくありませんが、

こういった助成金は、
知っていても手間が掛かるので、
ほとんどがチャレンジする前に
諦めているのが現状であり、

人によっては情報さえ入らない、
まさに

「情報格差」

が生じています。


今回も何人かの経営者にご紹介させて
いただきましたが、ひとりは480万円、
もうひとりは約800万円くらい該当する
ことが分かりました。

これを上場企業は当たり前に受け取り、
中小零細企業は貰えていないのです。

原資は、法人なら絶対に払っている

「雇用保険」

であるにも関わらず、です。


これは知っているかどうか、
ノウハウを持っているかどうかだけで
取得できるかどうかが決まる世界です。

起業家や中小零細企業を
応援する立場の自分としては、
この情報を見過ごすわけにはいかない
と思います。


もし、この記事をご覧の方で、

「自分、もしくは親しい人が
 雇用保険を払っている経営者だ」

という方が居られれば、
ぜひ、こういう話があるということを
伝えてあげて欲しいと思います。

そしてもし、この情報に
関心のある方が居られば、ぜひ
わたくしに連絡下さい。

Sさんをご紹介して、
相談に乗っていただくことが出来ます。

ふだんから情報格差が価値を生む、
ということを言い続けてきたのですが
これ程、具体的な事例に出会うのも
稀な機会です。

対称となる方には、
ぜひ活用していただきたいと思い、
記事にしてみました。


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