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成功体験よりも学べるものとは?【生涯資産を生みだす方程式】No.1068

 
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小規模ビジネス専門の相談屋さんです。ジャンルを問わず、起業希望の個人や中小企業経営者のご相談に乗らせていただいています。 中小企業庁登録専門家、新潟商工会議所登録専門家です。

成功体験よりも学べるものとは?


先日、村上太賀治さんの
お話を伺っていた時に、ふと高校を
終える頃のことを思い出しました。


わたくしのような変わり者は
地方都市で快適に生きるには息苦しい。

特に親が言うところの

「世間体」

という意味不明なヤツが煩わしくて
しかたありませんでした。


半ば、その「世間体」から
抜け出すために、誰も知らない街に
行ってしまいたい。

それが進学して上京する
動機のひとつだった気がします。


そして後にわかったこと。

人間、誰にも関心を持たれないと
したら、寂しいものですよね(^_^;)

経験的にそれを理解する機会を
与えてくれた両親に感謝しています。


とにかく義務教育の期間、
特に学校においては、

「失敗しないように」

「失敗することは悪いこと」

という、実社会ではあり得ない
世界観で、生きなければならない。

そもそも学校の教員になるには

「大きな失敗を経験した」

人は、ひとりもいません。

制度上、仕方ないのですが、
もしそういうことがあれば、
教員として採用されないからです。


しかし現実には、
成功体験よりも失敗体験から
学ぶことの方が、はるかに多いはず。

にも関わらず、子供時代は、

「失敗してはいけない」

環境で生きなければなりません。

この状態を村上太賀治さんは、

「これはもはや犯罪に等しい」

と喝破されました。

「失敗とは、教育であり、
 成長の機会である。
 それを奪ってはいけない」

「失敗を悪とする。
 それは世間体のせいである」


大人なら誰しも、
愛情を掛けた相手には成功して
欲しいと望むでしょう。

しかし戦後の学校教育は、

「成功とは失敗しないこと」

というスタンスです。


果たして

「失敗せずに成功する」

ことが可能かどうか、
考えてみれば誰にでも分かります。



発明王エジソン曰く、

「わたくしは電球の実験を
 1000回、失敗したのではない。

 1000通りの、上手くいかない方法を
 発見したのである」

という負け惜しみ(笑)

しかしこのくらい図々しく、
図太い神経の持ち主でなければ
大成功は難しいでしょう。


チャレンジに失敗はつきもの。
成功体験よりも失敗体験から学べる。
死ななければ、すべて学びの体験。

少なくとも、他人の失敗を
寛容に見守ってあげられる人間で
ありたいと思います。

それがその人への
最大の応援だと思うので。


ただし、他人に大きな
迷惑をかけない範囲で、ですが。

もちろん自分自身も
これからももっと失敗します(^_^;)

もっと成長したいので。


わたくしの失敗に
笑って付き合っていただければ
幸いです。

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