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人生=時間ならどう生きるべきか【生涯資産を生みだす方程式】No.1116

 
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小規模ビジネス専門の相談屋さんです。ジャンルを問わず、起業希望の個人や中小企業経営者のご相談に乗らせていただいています。 中小企業庁登録専門家、新潟商工会議所登録専門家です。

人生=時間ならどう生きるべきか


週末に上京して、
初めて会う人のメルマガに、

「歳を取ると、一年がどんどん
早くなるって聞いていたけど、
24歳でこんなに早かったら、
50歳ではどうなるのだろう?」

と書かれていました。

確かに年々、時間の経つのが
早く感じるし、それで焦りや哀しみ
を感じたこともありました。

冬には春の桜が待ち遠しいのに、
咲いたと思ったら、たった一週間で
終わってしまう。

肌寒い春には、Tシャツで過ごせる
夏が待ち遠しかったのに、
お盆を過ぎると、どんどん日が短く
なって涼しい日が多くなる。

四季のはっきりした日本の
その中でも、寒暖の差が大きい
新潟という場所に住んでいるから
なおいっそう時の移り変わりを
明確に感じるのかもしれません。


そういえば、学生を終えて
会社員だった1年半を過ごして
会社員を卒業した時に、

「去年は桜が咲いたのが
 目には入らなずに終わっていた」

ことに愕然としたことを思い出し
ました。

時が流れ、季節が移ろうのは
美しくもあり、時に物悲しいことも
ありますが、一番寂しいのは

「季節感を感じないこと」

かも知れませんね。


もう15年以上前ですが、
母方の祖父が亡くなる前の年の春、
弱ってきた祖父と祖母を車に乗せて
地元の桜の名所を車で流したことが
ありました。

口数の少ない祖父でしたが、
その時も言葉にはせず、
しかし満面の笑みを浮かべて喜びを
表してくれました。


人生とは何か、と問われれば、

「生まれて、生きて、死ぬ」

ということなのかも知れません。

その限られた時間を、
ただ、生きるため、食べるために
誰かに命じられたことをするだけで
終えていくのは、あまりに辛い。

それが1年半の会社員時代の
率直な感想です。


起業、独立するということは
確かにいろんなリスクが伴うし、
甘くないこともたくさんあります。

選ぶものを間違えると、
すごく儲かるけど、会社員の時より
時間がなくなる人も少なくないと
思います。

それでもこれからの時代、
まず会社員を続けながら、収入源を
増やしていき、然るべきタイミングで
独立することをオススメするのは、

「ある時から人生を残り時間で
 考えざるをえないようになる」

という事実があるからです。



若い時は、若さ自体が価値であり、

「万能感」

を与えてくれましたが、年齢を重ねる
と出来る事も増えますが、
体力的には出来ないことも増えます。

努力によって、それを緩やかにする
ことは可能ですが、永遠ではない
のも事実です。

今は、実感でそれが分かるように
なってきたので、一層、時間が大切に
思えるようになってきました。

ずいぶんと年寄り染みたことを
書いた気がしますが、人生は限りが
あるからこそ、充実させることが
出来るのも、また真実です。


残りの人生で今日が一番若い。


その今日一日をどう過ごそうか、と
考えることの出来る自由な身で
いられて本当に良かったと思います。

もし、この記事を読まれて、
何か思うところがあれば、ぜひ
個人コンサルやグループコンサルに
遊びにいらして下さい。

直にお目に掛かって、
お話を伺うのを楽しみにしています。


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