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人生のピークをどこに置くか【生涯資産を生みだす方程式】No.1044

 
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小規模ビジネス専門の相談屋さんです。ジャンルを問わず、起業希望の個人や中小企業経営者のご相談に乗らせていただいています。 中小企業庁登録専門家、新潟商工会議所登録専門家です。

人生のピークをどこに置くか


大学に進んで、東京で夏休みを
過ごしていた頃のことです。

TVで高校野球をやってたのですが、
あることに気が付きました。


あそこで活躍している選手は、
みんな、自分より年下なんだ、と。

そして、全国のファンを感動させ、
秋にはドラフトで
とてつもない値段を付けられて
プロになっていく選手もいる。

それに引き換え、このオレは…(^_^;)



今、思えば、何でそんなことで
落ち込んでいたのか、と不思議に
なりますが、あの時はまじめに
自分の価値に悩んでいたと思います。


そしてもうひとつは、

「若いうちに、世に出たい」

という気持ちがどこかにあって、
それが焦りに繋がっていた気がします。


確かに世間は若くして成果を上げる
人を高く評価する傾向があります。

そして、そういう人たちは、
若さゆえに眩しいほど輝いています。

自分がそれなりの年齢になれば、
冷静に応援するようになりますが、

自意識過剰気味の若者ならば、
いたたまれない気持ちを感じても
不思議ではありません。


しかし、時が経ち、人生経験を積んで
いくうちに、

人によっては、若い時に成功して、
そのあとの人生が難しくなるという
ケースが少なくないことを理解できる
ようになりました。

仮に人生のピークが10代だった、と
感じる人は、その先の人生をどうして
充実させていけばよいのでしょう。


30代の後半に、のちの大師匠となる
村上太賀治さんと出会って、
たくさんのことを教わりましたが、

そのうちのひとつが、

「人生は老境にあり」

という教えです。


簡単に言うならば、

「年齢を重ねるほど、 
      良くなる人生が最高」

という感じでしょうか。


人間、誰一人として、歳を取ることを
避けるわけには行きません。

また、時が流れ、季節は移り、
変化し続けます。

そんな世界で、過去にしがみついて
生きるのは辛すぎます。

毎年、毎年、その年齢なりに
新鮮な気持ちで、毎日を過ごせたら
人生はより良いものになるでしょう。


そのためにも、新しいモノ、コトを
頭ごなしに否定したりせずに、
好奇心を持って、チャレンジしてみる。

自分より、若い人から教えてもらう。

今、売れている本を読んでみる。

ヒットしている映画を観てみる。

ファッションに興味を持つ。

今日が人生で一番、若い日。
そう思って生きることができたら
景色が違って見える気がします。

そして、今朝目覚めることが出来た。
それは「奇跡」です。

誰もあなたの明日を保証していない。

そのことに感謝を忘れずに、
今日一日を過ごしてみませんか。

今日が、良き一日になりますように。


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